奈良東大寺のお水取りが終わると直ぐ、毎年その近くで私達の社中の「雪心会展」が開催されます。

私は篆書で「春冰無眞堅」と義母の俳句を鈴鹿墨の彩墨を使い軸にしました。

岡田翆悦さんは全体1位の雪心会大賞でした　　　

岸本一水さんは雪心・新書鑑奨励賞でした。　　　

豊田真苑さんは金文を書いて佳作でした。　　　　　

樋口鼎乎さんは中山王を書いて臨書賞でした。

中川琱雲さんの作品　　　　

篠木我峰さんは馬王堆をベースに書いた　

樋口鼎乎は昨年に続き今年も四日市市民展の審査員をさせて戴いた。今年は審査部長でしたので入賞者のギャラリートーク（作品解説）をさせて戴いた。

樋口鈴峰も以前審査員を務めたので招待作家として出品させて頂きました。

第44回伊奈冨神社書道展の表彰式が有りました。毎年この時期は寒い中、由緒あるこの神社で表彰式が有り私も審査をした寸評を言わせて頂いている。

幼稚園の子供から高校生まで700点弱の作品が展示される。毎年この展示作業に当たっている方々のは本当に特殊チームが有るのかと思う程だ。

現代は何もかもが動く時代、書道の様に静止したものをじっくり見ると言う事が中々背景にもないし育ちにくい。

この様な中「書道が好き」と言う子供たちが居続ける事が嬉しいいです。

今まで、アメリカ、オースラリア、ニュージーランド、ベルギー、ノルウェイ、等々で書道の紹介をしてきたが今回イギリスの学校で授業をしてきた。

また、個人的にも友人宅で交流をしてきた。漢字に意味が有るのと縦書きが驚きらしい。

今井凌雪先生の生誕100年記念展が、東京上野森美術館で開催されました。本当に多くの方々にご来場いただきました。

今井先生は筑波大学の書道の教授を長年務められ、中国語は堪能で講演が始まると余りの上手さに中国人から感嘆の声が上がった様です。

いつもニュースに出てくる画像でスポーツ庁と文化庁に挟まれた「文部科学省」の字は師の字です。他にも数多くの重要な文化財や黒澤明監督の映画のタイトルなど書いて幅広く活躍されました。

私も語りつくせない程の余りにも沢山の物を学ばせて頂きました。これから10月～11月にかけて徳島展、12月に奈良展と巡回展が有ります。

作品の図録も販売されています。また私も書きましたが先生との思い出の冊子も出版されました。