日展の登龍門として位置づけのあるこの展覧会で初入選したのは今から43年前だ。

そこから、10回入選して会友となり～評議員～幹事～理事と階段を上り今回読売新聞社賞を頂いた。

所属している「雪心会」の先生が今回、日本最高峰の展覧会日展で内閣総理大臣賞を受賞され祝賀会が開かれた。

コロナの影響で少し延期になりましたが、本当に素晴らしいことです。またもう一人の方は2回目の日展特選、私達まで喜びを分かち合いました。

鈴鹿市伝統産業会館で鈴鹿が誇る伝統工芸の展示会が有った。

この会館の入り口の板書もさせて戴いた。中に入ると伊勢型紙の展示の壁に私の書作品が有る。

「墨」と言う字を篆書で書いた。この字は下から火を（火が２つ重なり炎）焚いて上の袋に煤を溜め、それを土に固めたのが墨で有るという文字の成り立ちも書き入れている。

アルファベットは表音文字。それに比べ漢字は表意文字。すべてに意味が有る。ハンナには「花」と書いてあげる。キリーには「恵」キンバレ―には「金」ジュリーには「壽」だ。意味も書いてあげると更に喜びです。毎回このパターを要求される。

上記柴田幸園・三重テレビ賞臨書のベースは米芾

特選に伊藤馨風・臨書のベースは米芾（べいふつ）

特選に安田蒼波・臨書ベースは楼蘭残紙（ろうらんざんし）