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書道
三重県展が5月20日~6月4日迄津市総合文化センターで開催。明峰書院から12名の方が入選しました。
構成が均一では無く幅広く一人一人は「これこそ私のカラー」と言うものを持ってお見えになります。
豊田真苑さんは三重県市町会長賞で、篆書金文が専門分野です。
上山芳果さんはfor yoour dream 賞で、傅山が得意分野です。
岡田翆悦さんは鉄斎が得意分野。 樋口鼎乎さんは中山王が得意分野です。
上泉煌蘭さんは呉昌石の篆書が得意、高山晟峰さんは蘇東坡が得意。
岸本一水さんはオリジナルな篆書、岩木翆泉さんは劉石庵が得意です。
中川琱雲さんは曾の帛書が得意。池村卓峰さんは王鐸が得意です。
中村春柳さんは漢代の篆書です。
書も得意な松本耿雪さんは日本画の部門入選です。
暑い暑いこの時期、今年も明峰書院の下見会に皆さんが勉強に集まっていただきました。
臨書をベースにして作品作りをしていないと我流になるとの通り幅広い臨書の名前が出て、いかに皆さんが真摯に勉強なさっているかが分かります。
さて、それぞれの臨書がどのような特徴を持っているかが分かりますでしょうか?
金文、鉄斎、篆書、隷書、傅山、米芾、帛書(はくしょ・布に書いた書)中山王(ちゅうざんおう)馬王堆(まおたい)天撥新讖(てんぱつしんしん)張遷碑(ちょうせんぴ)伊秉綬(いへいじゅ)劉墉(りゅよう)陳鴻壽(ちんこうじゅ)蘇東坡(そとうば)六朝体(りくちょうたい)鄭板橋(ていなんきょう)康有為(こうゆうい)
楼蘭残紙(ろうらんざんし)調和体、自書等々の臨書を皆さんしっかりと自分の者にして見えます。
明峰書院で学ぶお手本のようなKさん94歳。いつもは仮名書道がお得意ですが今回細字に挑戦。その集中力たるや類を見ない。公民館の展覧会に出品されました。














