ブログ
書道


暑い暑いこの時期、今年も明峰書院の下見会に皆さんが勉強に集まっていただきました。
臨書をベースにして作品作りをしていないと我流になるとの通り幅広い臨書の名前が出て、いかに皆さんが真摯に勉強なさっているかが分かります。
さて、それぞれの臨書がどのような特徴を持っているかが分かりますでしょうか?
金文、鉄斎、篆書、隷書、傅山、米芾、帛書(はくしょ・布に書いた書)中山王(ちゅうざんおう)馬王堆(まおたい)天撥新讖(てんぱつしんしん)張遷碑(ちょうせんぴ)伊秉綬(いへいじゅ)劉墉(りゅよう)陳鴻壽(ちんこうじゅ)蘇東坡(そとうば)六朝体(りくちょうたい)鄭板橋(ていなんきょう)康有為(こうゆうい)
楼蘭残紙(ろうらんざんし)調和体、自書等々の臨書を皆さんしっかりと自分の者にして見えます。

明峰書院で学ぶお手本のようなKさん94歳。いつもは仮名書道がお得意ですが今回細字に挑戦。その集中力たるや類を見ない。公民館の展覧会に出品されました。

日展は親子同時入選は殆どない。書道部門は毎年10%を切る程そのは険しい。
親が現役の展覧会活動の頃は子は若すぎて中々入選は難しい。反対に子が入選する頃は親は書家としては居るが展覧会活動の一線から退いている事が多い。
今回は何度幸いな事であったか!